少し新しいチャレンジ

 「行政書士の営業」をネット等で調べると、ホームページ等を使った宣伝や新聞広告やタウン誌に広告を載せる方法をよく見かけます。ホームページについては、甥っ子ががんばってSEO対策をやってくれていますが、基本的にローコストでの宣伝なので、ガンガン問い合わせが来る、と言うことにはなってないです。専ら足で活動、となるわけですが、昔の営業職の時のように飛び込みで、ともいかず、どうしたらいいか、思案中でした。

 今日の午前に、用があり相馬市役所に行きました。相馬市役所を訪れたことのある方ならわかると思いますが、市役所玄関を入ってすぐのところに、水やお茶の飲める機械が設置されています。紙コップを受け皿のところに置き、飲みたいものを押すと一定量注入される、というアレです。暑かったので、水を飲もうと思って注入したところ、僕が終わるのを待っていた高齢の男性が、僕に話しかけながらホットコーヒーを注入し始めました。どうやら、仙台の病院に診療を受けに行ったのに、病院側の対応が悪く、それに対する不満のお話しでした。ちょっとおもしろかったのと、その男性の話が止まらないので、50分ほど僕は立ったまま話を聞きました。話自体には特にコメントすることもありませんが、話の区切りがついた時に、ふと思いつき、僕の名刺を出しました。(おかげで話が20分伸びて小1時間傾聴することになったわけですが。)

 SNSを通して知り合いになった行政書士に、年間1,000枚名刺を配布した、という方がいます。結構、結果を出されている方のようです。僕は、1,000枚の話を聞いた時に、どうやって配ったのだろう、と思いました。自分と比較したときに、後から「あの時、名刺を出しておけばよかった」的な発想はないのだろうとは気づきました。僕は、正直なところ、出すタイミングを逸していることが時々あります。自分で言うのもナンですが、「もう少し知名度が高ければ良い仕事するのに」とうぬぼれてます。なので、今日の男性に名刺を出した自分に「いいね!」です。もちろん、その男性から仕事が来る、といったムシの良い話を求めているのではありません。宣伝しなければ仕事が来ないのに、宣伝にためらいを感じていた自分を打破できたので、「いいね!」なのです。今、本来の自分の名刺の他に、支部の副支部長としても名刺もあります。どちらを出すか、迷う時がありますが、そんな時は両方出すくらいの意気込みで行こうと思います。そういうわけで、ブログネタと自身のレベルアップという「一石二鳥」な体験をしました。

 

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