内容証明
何度か記載している「難解な問題」は、先週の金曜日に支部の支部長と相談して「内容証明を送る」という方向性で進むことにしました。そのため、この土日は内容証明について学習、その後実際に送る文章の作成、それを支部長に添削してもらう、の流れで作成しました。それを本日投函しました。この後は、相手方がいかに判断するのか、になります。出方を見て次の手を考えることになる訳です。
内容証明の本を2冊、市の図書館から借りてななめ読みしました。はっきり言えば、法的拘束力があるものではない、むしろ心理的圧力をかけるもの、と整理できました。ですが、配達証明も付けるから、こちら側の考えははっきり伝えられる、「法的措置」もちらつかせるから本気だと宣言できる、これが内容証明の根幹だと思います。数年前、賃金未払いに対して雇用主側に内容証明を送ったのに何ら改善されなかった、と言う出来事を目の当たりにしたことがあります。「カバチタレ」の漫画や、法律相談的なもので「内容証明を送って給料の未払い分を払ってもらった」のとは違う結果だった理由が良くわかりました。また、僕は「代書人」としての立場で内容証明を作成したわけなので、送付人は僕ではなく「通知人」であることも学びました。いつものことですが、やってみないとわからない事が多数あるものです。
ですが、出す側ばかりではなく、処理する側もあまり慣れていないようです。事務所近くの郵便局で発送手続きしましたが、3人目の担当職員がようやく処理出来た状態でした。上から目線的に言えば、郵便局の職員にも経験させた訳です。
この後、どのように進んでいくのかはわかりませんが、新しい経験に向けて走り始めました。「非弁行為」という制限はありますが、出来る限りのことはしたいと思います。