シリーズ「成年後見」その0:成年後見シリーズを始めます
前回まで、5回シリーズで「事業承継」についてお伝えしてきました。ご覧いただいた方には感謝申し上げます。今回はテーマを大きく変え、「成年後見」について、全5回でお届けします。なぜ成年後見なのか。それは、日々の業務の中で、成年後見の必要性を感じている方が増えてきているのを実感するからです。また、行政書士試験の勉強をしている時に「成年後見」の必要性を感じ、開業したら成年後見業務に関わろう、と思っていたからです。つまり僕の事務所の「レーゾンデートル」(存在意義)なのです。
成年後見制度は、認知症や障がいなどにより判断力が不十分になった方を、法律的にサポートする仕組みです。しかし、「制度の仕組みが分かりにくい」「何から手を付ければよいか分からない」という声も多く聞かれます。そこでこのシリーズではお読みいただいている方の漠然とした不安を整理し、制度の概要やメリット・注意点を分かりやすく解説し、実際に制度を使う際の準備や家族間の調整のヒントをお伝えしたいと思います。
具体的には、今回も全5回で、1回目で、 読者の漠然とした不安についてお話しします。2回目は、ケアマネジャーなどの専門職の方の視点から法定後見制度の必要性を解説、第3回では、「後見」が長期間になることからそこに視点を当てます。さらに、4回目は、 後見人選任で起こりがちなトラブルについて触れる予定です。最終回の第5回は、多くの人が最も知りたい「お金」の話を、正直かつ具体的に解説し、最終的な相談のメリットを提示しようと思います。1回目となる次回は、「親の金銭管理が不安…それ、実は行政書士に相談するサインかもしれません」をお届けします。
なお、ブログ投稿した際にはⅩ(旧Twitter)でも告知をしますが、「こういうことについて知りたい」などあれば、コメントやリポストいただけると幸いです。