シリーズ「事業承継」その4:後継者不在の選択肢【従業員承継・第三者承継】

 「事業承継=親族に引き継ぐ」、というイメージは根強くありますが、現実には「親族に適任者がいない」「子どもに継ぐ意欲がない」「そもそも子供がいない」といった事情も珍しくありません。そうしたときに、「従業員承継」や「第三者

シリーズ「事業承継」その3:「親族内承継」のメリット・デメリット

 事業承継を考える際、多くの経営者がまず思い浮かべるのは「子どもや親族に引き継がせる」という選択肢ではないでしょうか。しかし、いざ現実的に検討を始めると、さまざまな不安や迷いが生じるのも事実です。今回のテーマは「親族内承

シリーズ「事業承継」その2:「自社の現状を正しく知る」とは?

 前回、「まずは『今、自分の会社がどんな状況にあるのか』を知ることから始めること、これが大事」とお話ししました。では具体的に何をしたらいいのか?やるべきことは「定款の見直し」「株式の内容チェック」「許認可の確認」の3つで

シリーズ「事業承継」その1:事業承継って何?「会社を畳む前に知るべき」経営者が抱える3つの悩み

 まずは、「事業承継って何?」というところから改めて考えてみましょう。「事業承継」とは、簡単に言えば「会社や事業を次の世代に引き継ぐこと」です。引き継ぐ相手には、3つのパターンがあります。①子供や親族へ引き継ぐ「親族内承

シリーズ:法人解散・その5

 その4でも触れましたが、解散の公告をした後に「清算・結了」から「結了の登記」をする必要があります。そして最後に、その登記したことを「所轄庁への届出」してようやく終了、になります。福島県のホームページに載っているチャート