『モチベーション』の正体

 「モチベーション」とか、「やる気」とか、「テンション」とか、自分を動かすときに必要とされがちなモノとして、上記のようなものがあります。僕も、それ等が重要だと昔は思っていました。かつて、ネットワークビジネスに参加していた頃、「メンタルマネジメント」と言うものに拘ったこともあります。ですが、好きで話を聞いていた割に、それ等は僕を助けてくれませんでした。役には立ちませんでした。

 先月末から今月、ずっと農地転用の書類作成に時間を取られていました。深夜3時過ぎまで書類作成が何日も続いたり、作成の仕方がよくわからないものがあったり、役所に書類を提出するたびに、補正の指示が出たり、昨年の年末・今年のGW頃なら、「心が折れる」状態の連続でした。ところが、過去2回ほど心はつらくありませんでした。少しはやり方がわかっていたこと、(他の行政書士に教えてもらったので)自分一人で抱え込まないと決めていたこと、ゴールが見えてきたこと、が原因です。今日、また、役所に書類を提出しに行きました。取得することを知らなかった書類を、依頼者に頼んで大急ぎで取ってもらいました。修正した書類とその取ってもらった書類を提出し、ようやく、今回は補正の指示がなく終了しました。「まだ、ちゃんと確認していないので、修正してもらうところあれば連絡します」とは言われましたが・・・

 今月、心が折れなかった最大の理由は、経験です。「動けば次の『扉』が開かれる」ことを知っていたからです。つまり、「知識」や「成功者の経験談」ではなく、泥臭くても「自分の経験」が僕を動かしたのです。怖くても貰った仕事には必死で取り組みました。完璧ではなくても提出し、許認可を得ました。結果として「やればできる」を得ました。これが僕を助けてくれたのです。「痛み」を伴わずに経験を得ることはできません。「痛み」を伴わずに得ることが出来た経験は、単なるラッキーです。文章にすると簡単ですが、これが今回獲得した大きな報酬です。僕は、また、新しいステージに進みました。

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