大学入試について
大学入試に関して、センター試験の国・数も記述式をやめる方向で最終調整、と言う報道をネットで見ました。大半の声と同様、僕も記述式には反対だったので、この報道は賛成です。行政書士試験のように、年1回・一発試験なら、採点に幅を持たせるのに記述式は有用だと思います。ですが、個々の能力を測るための試験は、各大学が設ける2次試験があります。2次試験でその大学が求めるものに見合う学力があるのか、をチェックするのだと思います。だから、現行の1次・センター試験、2次・各大学の2次試験、で十分です。
僕は現在、高校2年生も数学を教えています。高校の進学クラスにいるので、最初から高校卒業後は大学進学です。その生徒に英語の記述式が廃止になった時に聞いた時、「振り回さないでほしい」との話でした。対策が難しい、英検で準備をしていたのに、使うことがなくなった、だから時間が無駄になったようです。
僕自身としても、書店等で数学の記述式の問題集を探してみたことがあります。ですが、今年度の試験ではないため、良さそうな問題集や参考書を見つけることが出来ませんでした。なので、それを探す・勉強する必要がなくなったのはありがたいことです。僕にもこの決定は、大きな影響を与えました。