「受験勉強」に思うこと

 今、高校3年生2人に数学を教えています。二人とも、共通テスト(センター試験)は受験しますが、2次試験に数学はない、という状況です。なので、センター試験の数学に的を絞った教え方をすればいいのでしょうが、正直なところ、試行錯誤、暗中模索というやつです。そもそも僕自身が大学受験は失敗した部類です。浪人してようやく仙台の私立大学に入学でした。浪人時、(当時の)共通一次試験で、「傾斜配点」で出した自己採点結果は、宮城教育大学の小学校教員課程の上限点を60点以上上回っていました。なので、自分の中で「宮教大は合格した」と思っていました。ところが、結果として2次試験の出来がよっぽど悪かったのでしょう、合格掲示板に僕の番号はありませんでした。

 そういうわけで、行政書士試験は本当に久しぶりに、合格できた「受験」でした。3回目でようやくの合格でしたが、3回目の時に「受験勉強」の仕方がようやく分かった気がします。合格するために、参考書や問題集を選んだらそれを徹底的に繰り返す、わからないところは暗記でいいから答えをマスターする、これが大事だと分かりました。暗記なので最初は意味をきちっと理解してはいません。ですが、何度も問題を繰り返し解いているうちに、その問題の意味が突然分かるようになるのです。憲法、民法、商法、行政法、主にこの4分野を学ぶわけですが、憲法を頂点としてお互いの法律がつながっているわけです。だから、考え方は同じになることが多いのです。それがわかると、異なった考え方をするところは、逆に覚えやすくなります。それは今までとはパターンが異なるので、印象が強いからです。

 実は数学も同じで、同じ考え方から答えを導き出すことが多いです。「数学は全てつながっている」が、教えている僕の持論ですが、なかなかそうは感じてもらえません。なぜなのか、ずっと疑問でした。オレが特別数学的才能があるわけではない、その生徒が特別ひどいわけでもない、「数学がつながらない」のは、問題を解く量が少ないからだと気づいたのです。センター試験は、一つの科目が単体で出題されるより、複合的に出題されるようです。したがって、科目ごとのマスターをした後に、複合的な問題を解いて、その考え方を学ぶ必要があるわけです。行政書士試験時にスクーリングの先生は、それを「現場対応力」と言っていました。それが足りないから望んでいる結果に至らないわけです。

 なので、それを僕自身証明する必要があります。自分の高校生時代、そして数年間何人もの生徒を見て2つ痛感していることがあります。一つは、上記「現場対応力」です。もう一つは「計算力のアップ」です。ケアレスミスで間違った、という生徒が多いですが、実は計算力がないからミスをするのです。これを可能な限り2人の高3生に教えていきたいと思います。少なくとも、5年前に「受験勉強」に成功したわけですから、受験勉強に自信を持っていいと思います。自分が感じていた気持ち、考え方、勉強の仕方、それを教えたいのです。そして、その結果がどうなるのか、知りたいと思っています。

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