無料相談会IN南相馬

 12月11日に無料相談会を実施します。今年度は2回目、南相馬市で開催です。昨年度は開催しませんでした。まあ、昨年度と言っても今年1月に開催予定だったのですが、年明けからの急激なコロナの蔓延で、世の中は何度目かの自粛モードになったため、急遽中止になった、そんな状況でした。今日、毎回相談前にはやっていることですが、福島民友・福島民報両社の記者に支部長宅に来てもらい、広報活動として取材をしてもらいました。近日中にまた、新聞に載ることでしょう。

 副支部長として広報活動の取材を受けるのも今回が最後でしょうから、ようやく「お役御免」といったところです。ブログやSNSで相談会の宣伝をするのも、いったんはこれが最後でしょう。南相馬市の相談会は相談件数が多いし、相馬市以上に多岐にわたっており、回答の難しい相談も結構経験しています。しかも相談にメインの立場で回答する側になっているので、正直なところ、回答に困ることもあります。

 11月の相馬市の相談会ではっきりわかったことが一つあります。それは、「相談会で回答する内容と、実際に業務依頼として回答する場合では、必ずしも答えがイコールにはならない」ということです。どういうことかというと、相談会に来る人は、「こうすると上手くいく」という回答より「自分の背中を押してくれる回答を求めている」ということです。仕事を頼むのが目的ではなく、「自分で出している『方向性』にお墨付きがもらいたい」そんな感じです。正解を説明してもそれが望んでいる回答ではない場合、納得はしないようです。

 そういう訳で、答えの見える相談よりは、??な相談の方が楽しそうです。少し無責任な言い方かもしれませんが、一種の「傾聴」の訓練だと思って臨みます。

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