これまで、得意分野として「法人設立」を謳っている行政書士を、半分斜めに見ていました。設立の際にはどうしても登記が関係してきて、行政書士では出来ない範囲があるので、「得意分野とか言うけど、中途半端だよなぁ」と思っていたのです。ところが、委託業務の関係で、法人設立について改めて調べてみました。株式会社と合同会社の設立に関して、です。

　イニシャルコスト、その後のランニングコスト（横文字でわざと言ってみました）を考えた場合、コンパクトに始めるなら合同会社でも良いと思います。ですが、自分一人ではなく、複数人で始めるなら、なおかつ、各々が代表になる予定なら株式会社の方が後々楽な部分があります。そういう訳で、委託業務の相談にある程度の方向性を示したいのですが、何とかできそうです。委託業務の中の相談なので、残念ながら即、自分の仕事にはできませんが、状況によってはモグラ協会での受任の可能性もあるなぁ、などと、ちょっとよからぬ思いもあります。

　次は、一般社団法人についても整理します。「グッドブレイン方式」の事業承継で一社についてはある程度おなじみですが、こちらもやはり整理します。もっと言うと、近い将来モグラ協会を法人化するときには一社に、と思っていましたが、それで良いようです。だから、その時のためにも整理しておこう、という訳です。

　そんなわけで、「法人を立ち上げたいけど、どのような形態にしたらいいかわからない」などのご相談、承ります。一緒に考えていきましょう。