クラウドファンディング:その2

 7月30日にクラウドファンディングと、士業対象のポータルサイトについて書きました。(個人情報があるのでぼかした表現をしますが)クラウドファンディングについての問い合わせが某ポータルサイトにあり、今日それについて返信しました。すると、即の反応をいただきました。実際に業務の受注にまでは至っていませんが、少しばかりでも調べていたことが使えた、と思いました。アウトプット出来た訳です。これが正式に受注まで至るとありがたいのですが、「資金調達」について、「オレなら方法知ってるよ!」と言える、そう言える経験をしました。

 行政書士の方で、法律専門職を意識してか「法務事務所」が事務所名に着いている事務所をよく見ます。もちろん、「隣接法律専門職」ですし、日行連も「行政書士は身近な街の法律家」を謳っています。ですが、僕は、自分の方向性としては法律専門職は意識していません。やはり、法律に関しては、弁護士や司法書士の方がレベルが高いと思います。行政書士は管轄省庁は総務省であり、法務省ではありません。だから、どちらかと言うと、僕はコンサルティング的な方面に進みたいと思ってます。もっと言うと、お金に関してのコンサル業をしたいと思っているのです。

 農地転用を考えるのは、農地を遊ばせたくないからです。成年後見を考えるのは、被後見人になるとその本人では財産運用が出来なくなるからです。補助金や助成金が欲しいのは、何とかして返済しなくていいお金を調達したいからです。およそ、人間が生きている限り、お金はいつも問題・悩みのタネなのです。だから、そこに精通していればお客が途切れることはない、と思います。そしてこの手の依頼は、明確な業際もライバルもいない、と思います。それが、2年過ぎて見つけた「ニッチな分野」です。その意味で、今日は一つ新しいドアを開けました。

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