司法書士に業務を依頼
1月に許可の降りた農地法3条、その登記のために、3条許可申請依頼者と一緒に相馬市の司法書士を訪問して依頼してきました。司法書士に直接依頼するのは初めてのことで、登記するのに必要な書類が何なのか、ようやくわかりました。自分のことなら登記できるのでしょうが残念ながら我が家は農地を持っていません。ずっと相続の経験もないので良くわかりませんでした。今回の申請で、僕の依頼者は譲受人なので、譲渡人に説明するリストを貰いました。そのおかげで必要な書類がどのようなものなのか分かったように思います。
以前、司法書士の資格を取って司法書士とのWライセンスをやろうと思っていた時期があります。ですが、資格を取得するまでの期間(一発で合格できるとは思っていませんので)、取得後の自立までの時間、試験勉強に充てる時間、これ等を考えて資格取得の考えを捨てました。もっと言うと、Wライセンスで、例えば上記の手続きを「ワンストップ」で出来たとして、それがどれほどなのだろうと思ったのもあります。相続や成年後見等、司法書士もあった方が楽だ、と思うことはあります。むしろ、内容によっては「司法書士>>行政書士」的な風潮かがあり、司法書士の資格はあったほうがいい分野もあります。
ですが、残りの自分の人生の時間を考えると、①司法書士を名乗れたとして、それを有効に活用できる時間がどれほど残っているのか、②どのようなビジネス・事業展開を考えるのか、それを考えると司法書士の資格は無くても良いと思っています。僕は日行連や一定数の行政書士が考えているように「街の法律家」よりは、コンサルタント業的な仕事をむしろ志望しています。平たく言えば「何でも屋」でいいのです。そしてそのようなスタンスでいるためか、よくわからない相談をいただけます。つまり、「困った時の相談相手」を目指しています。
行政書士でも出来ることはたくさんあることがわかりました。司法書士の資格を取得するのも、ビジネスを頑張るのも、「頑張る」のは同じなら、後者の方が可能性は広がっているように見える、今はそう考えています。